いじあま研究所
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同人声優がSkeb・coconala以外で依頼を受ける方法

#同人声優 依頼 受け方

はじめに:プラットフォーム手数料の現実

声優さんのサイトを作るとき、よく聞く話です。「ココナラで10,000円の案件を受けたら、手取りが7,800円だった」。

ちょっと試算してみましょう。

プラットフォーム手数料備考
Skeb約10%(クリエイター側)リクエスト形式
ココナラ22%(税込)購入者からの手数料も別途あり
ランサーズ16.5%(税込)契約金額により変動
クラウドワークス20%(税込)契約金額により変動
BOOTH(DL販売)5.6% + 22円物理配送なしの場合

月5件、単価10,000円でこなすとして、ココナラなら手数料だけで月11,000円が飛びます。年間で13万円以上です。

プラットフォームには「集客してくれる」「決済を代行してくれる」「トラブル時の仲介がある」という大きなメリットがあります。これはちゃんと認めた上で言うんですが、全部の依頼をプラットフォームで受け続ける必要はないんです。

自サイトで直接受注できる仕組みを持てば、手数料ゼロで依頼が受けられます。

自サイトで直接受注するメリット

手取りが増える

自サイト経由なら、売上のほぼ全額が手元に残ります。カード決済を導入しても手数料は3〜4%程度なので、プラットフォーム経由との差は明確です。

リピーターが自分のもとに来る

プラットフォーム経由の依頼者は、次回もプラットフォームで別の声優を検索するかもしれません。でも自サイトで直接やりとりしていると、「次回もこの人のサイトから連絡しよう」という流れが自然に生まれます。

リピーターが増えると、新規集客のコストと手間が減ります。プラットフォームへの手数料も減ります。サイトを持つ長期的な意味はここにあります。

自分のブランドが育つ

プラットフォームのプロフィールではなく、自分のドメインで、自分のデザインで活動できます。「○○さんに頼みたい」と名指しで来てくれる依頼者が増えれば、価格競争に巻き込まれにくくなります。

自サイトに必要な機能

直接受注するには、サイトに3つの機能が必要です。

料金表

依頼者が一番知りたい情報です。料金が載っていないサイトには問い合わせが来にくい。「いくらかかるかわからない場所に連絡するのは怖い」という心理が働きます。

載せる情報の例:

  • 基本料金(1文字あたりの単価)
  • オプション料金(リテイク追加、納期短縮、商用利用など)
  • 最低受注金額(これがあると小額の問い合わせが減ります)

「相場がわからなくて書けない」という方は、まず「1文字○円〜」のように文字単価の目安だけでも載せてみてください。それだけで問い合わせのハードルがかなり下がります。

料金表の書き方は声優ホームページの料金表の書き方と相場感の伝え方で詳しく解説しています。

依頼フロー

「どうやって頼めばいいかわからない」という不安は、ページに流れを書くだけで解消できます。サイト制作の経験上、依頼フローがあるページとないページでは問い合わせ率が変わります。

フロー例:

  1. お問い合わせフォームから依頼内容を送信
  2. 見積もり・スケジュール確認(1〜2営業日以内に返信)
  3. 内容確定・お支払い
  4. 収録・納品
  5. 確認・修正(リテイク1回まで無料)
  6. 完了

各ステップにおおよその所要日数を入れると、さらに安心感が増します。

お問い合わせフォーム

依頼の入口として、フォームは必須です。DMだけにしている方は多いですが、以下の問題があります。

  • XのDMはフォローしていないと送れない設定の方が多い
  • DMは見落とされやすい
  • 依頼に必要な情報が最初から揃わない

フォームに入れるべき項目:

  • お名前(ペンネーム可)
  • メールアドレス
  • 依頼内容(テキスト欄)
  • 希望ジャンル(選択式:ナレーション / キャラボイス / ASMR / その他)
  • 希望納期
  • 予算(任意)

Googleフォームをサイトに埋め込む形でも十分機能します。埋め込みが難しければリンクで飛ばす形でも問題ありません。

決済方法

直接受注では決済も自分で用意します。

方法手数料メリットデメリット
銀行振込0円手数料なし入金確認の手間がある
Stripe(カード決済)3.6%プロらしい印象導入にある程度の技術が必要
請求書払い(Square等)3.25%〜法人の依頼者に対応しやすい導入が必要

個人間の取引なら銀行振込が一番シンプルです。法人からの依頼もある場合は請求書払いにも対応しておくと便利です。

自サイト受注のデメリット・注意点

メリットばかり書いても実態が伝わらないので、デメリットも正直に。

集客は自分でやる

プラットフォームは探している人を連れてきてくれますが、自サイトにはその機能がありません。X運用、SEO、他の声優さんとのつながりなど、集客の仕組みを自分で作る必要があります。

トラブル対応が自己責任

料金の未払い、納品後の追加要求、著作権トラブル――プラットフォームなら仲介してくれますが、直接取引では自分で対処します。

対策:

  • 利用規約・取引条件をサイトに明記する(リテイク回数、キャンセルポリシーなど)
  • 前払いまたは着手金制度を導入する
  • やりとりはDMではなくメールやフォーム経由にする(記録が残りやすい)

入金管理が増える

プラットフォームは売上を自動で管理してくれますが、直接受注では入金確認・請求書発行・確定申告用の記録を自分でやります。Googleスプレッドシートで簡単な管理表を作っておくだけでも十分です。

プラットフォームと自サイトの使い分け

プラットフォームを全部やめる必要はありません。役割を分けるのが現実的です。

状況おすすめ
まだ実績が少ないプラットフォームで実績を積む
新規の依頼者を増やしたいココナラ・Skebでリーチを広げる
リピーターからの依頼自サイトで直接受注
大型案件・法人案件自サイトで直接やりとり
価格を自由に設定したい自サイトで受注

「プラットフォームで初回の依頼を受け、良い仕事をして、2回目以降は自サイトでリピート」という流れが理想です。プラットフォームは「入口」、自サイトは「本拠地」。この役割分担を意識すると、手数料の負担を減らしながら安定した受注が作れます。

関連記事

まとめ

自サイトで直接受注するには3つ揃えれば始められます。

  • 料金表(1文字単価の目安を載せる)
  • 依頼フロー(問い合わせから納品までの流れ)
  • お問い合わせフォーム(Googleフォームでも可)

この3つが揃えば、プラットフォームに頼らない受注の仕組みが動き始めます。プラットフォームに払っていた手数料が、そのまま自分の収入になります。


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